対象年齢 5歳~
ゲーム時間 約10分
参加人数 2人~8人
店長スター ★★★★☆
運半分、実力半分のおもしろさ
アナログゲームのおもしろさには
その種類と内容の豊富さがあります。
最初は運が占める割合の高いほうが、年齢差があっても楽しめますが
次第に運が勝敗に左右する割合を下げてあげます。
そうすると、自分が考えて、もしくは決断して勝敗を導くことになり
ますます楽しさが広がっていくことでしょう。
この『ココカピターノ』は、運と采配が半々なので
セカンドステージに最適です。
どんなゲーム?
海賊に捕まらないように宝物を集めるゲームです。
2つのさいころは運
どこでターンを終わるかを決めるのは自分
その二つで宝物をゲットしましょう。
- 島の丸い7枚のカードを円形に並べます
- 主人公のココカピターノ(男の子)、海賊のお頭、手下の猿の順番で島カードの上にならべます。反時計回りにひとつの島には一人だけのせます。
- 絵のさいころと数のさいころを同時に振ります
- 最初に数さいころを見て、数分ココカピターノが時計回りに進みます。
- 次に絵のさいころを見て、サーベルの時は海賊のお頭が、サーベルの数進みます。バナナの時は手下の猿が進みます。
- このとき、ココカピターノが海賊達と同じ島にいなければ、宝のチップを一枚島の真中に置きましょう。
- ここからがプレーヤーの采配です。もう一度さいころを振るか、次のプレーヤーにタッチするか。次のプレーヤーにタッチする場合は、さいころ2つを渡して、島の中心の宝をゲットします。
- もう一度さいころをふることにした場合は『3』から繰り返します。そして2回目もココカピターノが海賊達と同じ島にいなければ、またチップが一枚島の中心に置かれます。こうして海賊のお頭と猿と同じ島にならなければどんどんお宝チップが加算さてゆきます。
- ところが、もし海賊のお頭や猿と同じ島になってしまったら、残念ながら島の中心に貯まったお宝カードは全て海賊たちに盗られてしまいターンは終了。次のプレーヤーと交代です。
つまり、ココカピターノの位置と海賊のお頭と猿の位置を良く考えて
自分で決めなくては、つかまってしまうのです。
調子にのってさいころを振り続けると、お宝を失うことになります。
一度ターンを終了して得たお宝カードは、奪われることはありません。
ゲームの終了
全てのお宝チップが無くなった時点でゲームの終了です。
一番お宝チップが多かったプレーヤーの勝ちです。
お父さんお母さんへ
「自分で決める」ということは
最初の内はなかなか難しいものです。
どう考えてよいものかが、まだわからないからです。
どうか丁寧にサポートしてあげて下さい。
「はやく決めなさい」は厳禁です。
また、人数が多い時は、お宝チップを増やすと楽しいです。
おはじきでも、ビーズでも加えてあげるとよいでしょう。
お父さんお母さんがさりげなく負けている人をフォローすることが
出来るゲームです。
数さいころは3までですし、絵のさいころは2までです。
確率的に安全か危険か分かります。
子どもが上手に判断できるようになるまでは
ちょっと手心を加えてあげるといいかもしれませんね。
安全なうちに自分のターンを終了し、
次のプレーヤーにわたしてあげましょう(^-^)
美瑛の丘のおもちゃ屋さん 店長アナログゲームブログ