ハッピー家族のアナログゲーム万歳

美瑛の丘のおもちゃ屋さんがお届けする。素敵なおもちゃ物語

ハラハラドキドキ すごろく 『やぎのベッポ』

対象年齢 5歳~

ゲーム時間 約15分

参加人数 2人~4人

店長スター ★★★★☆

 2007年ドイツゲーム大賞 受賞ゲーム

4人のかわいい子どもたちが

ヤギのベッポをさけておうちに帰れるかな?

マグネットの力を使ったすごろくゲームですが

これがなかなか熾烈な戦いです。
なんといっても、ヤギのベッポのスピードの速いこと

その迫力は半端ありません。

 

どんなゲーム?

まず自分の駒を決めてスタートラインに並び

安全地帯の「クローバー」を2番目の水のところに配置します。

一番年下の子どもから時計回りにスタート。

  1. ヤギのベッポをマグネットの上に置きます(方向は自由)
  2. スロープの上に玉を置き、方向を定めて転がします
  3. マグネットに引き寄せられた玉は勢いよくベッポを弾き飛ばします
  4. ベッポが止まった場所のイラストのマスに進みます。

もしベッポが動かなかった時は残念ながら自分の番は終了、次のひとへ。

 

これが醍醐味!よく狙って!

これだけでは単なるすごろくゲームですが

ここからがヤギのベッポのおもしろいところ。

「ヤギのベッポで狙い撃ち!」

このゲームは勢いよく飛んできたヤギのベッポに当たって

駒がひっくり返ったり、マスからはみ出してしまった場合

何と即スターと戻り><という過酷なルールがあるのです。

当然ゴールに近いプレイヤーは狙われることに。

金属の玉はマグネット(強力です)に吸い寄せられるので

飛ばしたい方向と180度反対側へ転がせば、ベッポを狙った方向へ

飛ばすことができるのです。

最初は上手くいきませんが、子ども達はすぐに上手になることでしょう。

 

上手に使おう安全地帯

四葉のクローバーの形の丸い駒は安全地帯です。

最初にクローバーを通過したか、クローバーのマスに最初に止まったプレイヤーが

これをゲットし、クローバーの上に乗ることができます。

以後このクローバーに乗ったまま進みます。

もうお分かりの通り、ヤギのベッポがあたっても、このクローバーに乗っていれば

だるま落としの原理で自分はその場に残ることができます。

そしてクローバーから上に乗ったプレイヤーを落とすことが出来がた人は

自分がそのクローバーをゲットして、自分の駒の下に敷くことができるのです。

 

ゲームの終了

誰かひとりでもゴールに到達した時点で直ちにゲームは終了です。

一番最初にゴールしたプレイヤーが勝者です。

 

お父さんお母さんへ

マグネットがすごく強力なので

小さなお子様の力では玉が取りにくいかもしれません。

コツとしては、ヤギのベッポを玉の横に置いて

上に引き上げようとせずに、ベッポで押し出すようにすると簡単に取れます。

ゴール間際ではじき出されると

大人でも泣きたい気持ちになります。

同じ駒を連続して狙ってはいけない、など

すこしルールに優しさを加えてもいいかもしれません。

 

 

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